失敗しない不動産屋の選び方

不動産を売買するとき、どうしても物件の条件を注視してしまいますが、良い条件で不動産を売買するためには、どの不動産屋を選ぶかが非常に重要なポイントです。今回は、信頼できる不動産屋を選ぶポイントについてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

不動産屋の選び方

ネットの口コミ・評判が良い店を選ぶ

利用者の生の声が聴ける口コミは、不動産屋選びの重要な判断材料になります。口コミの点数が高く好意的な口コミの多い不動産会社であれば、接客や提案内容の質が高く、満足度の高い取引ができる可能性が高いと言えるでしょう。口コミをチェックする際には、同時に不動産会社の得意とするエリアなどの情報も調べてておくのがおすすめです。

また、口コミをチェックするときには、不動産屋からの返信も確認しておきましょう。ネガティブな口コミについてもしっかり返信している不動産屋は、誠意が感じられるはずです。逆に、批判的な口コミに一切返信していない、それどころか逆ギレするような返信を行っている不動産屋は要注意です。

ただし、口コミの情報を100%鵜呑みにするのも危険です。人によって感じ方は違いますし、サクラによる投稿もゼロではありません。あくまでも参考として口コミをチェックしておきましょう。

免許の更新回数を確認する

不動産仲介業には、宅地建物取引業の免許が必要です。宅地建物取引業の免許は5年ごとに更新する必要があります。免許は不動産会社の公式サイトや店舗に掲示されていることが多く、「（1）第〇〇〇〇号」といった表記になっています。この（　）内の数字が、免許の更新回数です。1の場合は5年以内、2の場合は5年以上10年未満営業していることが分かります。

不動産屋として長年営業している実績があれば経験・ノウハウがあると考えられますし、今後何かトラブルが生じたときも、不動産屋が閉業していなければ対応してくれる可能性があると考えられます。だからこそ、免許更新回数は重要なポイント。2回以上の更新を行っている不動産屋を選ぶのがおすすめです。

信頼できる担当者のいる店を選ぶ

不動産屋を選ぶときには、担当者も重要となります。情報量が多く、物件の特徴、メリット・デメリットを丁寧に教えてくれる人、ノウハウがある人に任せることでスムーズな取引につながります。

信頼できる担当者がどうかをチェックするなら、レスポンスが早く契約を急がせない人、そして対応が丁寧であることを抑えておくと良いでしょう。

売却に関する相談は「おうち売却の達人」がおすすめ

不動産売却について相談したいのであれば、全国不動産売却安心取引協会が運営している「全国おうち売却相談窓口」というサイトで、「おうち売却の達人」を探してみるのと良いでしょう。対応エリアと対応分野を選択するだけで、簡単に「全国おうち売却相談窓口」が認定する、不動産売却のプロを探すことができます。ここに掲載されている担当者であれば、しっかりとした不動産知識を持っているだけでなく、人柄などの人格基準をクリアしている安心感があると言えるでしょう。

おうち売却の達人を活用すれば信頼できる担当者に直接査定依頼をすることができるはずです。 強引な営業をせず、販売状況を丁寧に報告し、取引後のフォローも行うのがおうち売却の達人です。万が一達人とのやり取りで不安を感じた場合は相談窓口も設置されているので、信頼できる担当者を探すならまずチェックしてみると良いでしょう。

事前に情報収集しておく事が重要

不動産屋を選ぶときには、事前の情報収集も重要です。最近ではインターネットで簡単に不動産屋や物件の情報をチェックすることができます。希望物件をあらかじめチェックしておくことで、その物件だけでなく類似物件を紹介してもらえたり、担当者とのやり取りがスムーズに進んだりするメリットがあります。

また、物件を選ぶのであればそのエリアの家賃相場を調べておくことも大切です。取り扱われている物件の家賃が相場よりも高い、低い場合はその家賃の根拠を聞いてみましょう。しっかりとした解答が得られれば、信頼できる不動産屋であると判断することができます。

何も情報がない状態で不動産屋に行っても時間がかかるだけで成果が得られにくくなってしまいます。情報収集は、しっかり行うようにしましょう。