新座市で土地や家を買うのなら、地盤が強く地震で揺れにくい場所である新堀や西堀を選ぶのがおすすめです。
とはいえ、どうして新堀や西堀が地震に強いのか、自分で納得できないと不動産のような大きな買い物はできませんよね。
そこで、今回は新座市の地盤について調べたことを、まとめてお伝えしていきます。
埼玉県新座市は、練馬区に隣接し、武蔵野線を利用することができる街です。緑が多く、埼玉県のなかでは大宮や浦和ほど栄えていないこともあって土地も安いです。学校が多いため、安く家を買いたい人だけでなく、子育て世帯にもおすすめの土地といえます。
新座市は、武蔵野台地という台地の一部です。武蔵野台地は、関東ローム層といって、火山灰が数メートル以上も堆積してできた粘土質の土地でできています。
地盤の強さは、土地の保水量や地下水脈の有無などさまざまな要因によって決まるのですが、一般的にローム層の土地は地盤が強いです。鉄道などのインフラならともかく、住宅を建てるくらいの重量ならなんの問題もない強度をほこっています。
粘土質なローム層の地盤は、水量の多い砂質の地盤に比べると液状化現象が起こりづらいです。埋立地やもともと湖だった土地のように、地震による地盤の沈下を心配する必要はありません。新座市内は全体がローム層の地盤の上にあるため、基本的に地震に強い土地となっています。
気になる土地の地盤がどれくらい強いかを調べるときに役立つのが、国や市区町村が公表している「ハザードマップ」です。
新座市のハザードマップは、震度6相当の地震が起きたときの被害状況を想定してつくられています。
周囲の地理を考えて、立川にある活断層が原因の地震、東京湾にある海溝が原因の地震、未知の断層による直下型地震という3種類の地震を想定し、液状化現象の危険度なども予測しているため、新座市で暮らすなら一度は見ておきたい資料です。
平成21年の5月に作成された「新座市のハザードマップ」(http://www.city.niiza.lg.jp/soshiki/17/zisin-hazardmap.html)によると、市内における地震の危険度は5段階の3、けっして高くありません。
もっとも安全性が高いのは、市の南西部に位置する新堀と西堀です。ハザードマップによれば、地震が起きたときの危険度は2となっています。 また、新堀と西堀は液状化の危険度も5段階で一番低いです。
新座市は内陸なので、地震が起きても津波の心配はありません。具体的にいえば、新座市役所の海抜が38.3メートルです。新座市が津波の被害にあうのは、最低でも38メートルクラスの津波が襲ってきたときだけということになります。
新座市では、平成20年4月から「新座市建築物耐震改修促進計画」を行い、市内にある建物の耐震改修を進めています。
平成28年4月に公表された「改定新座市建築物耐震改修促進計画」(https://www.city.niiza.lg.jp/site/tosiseibi-keikaku/kenchikubutsutaishinkaishu2.html)によると、市内にある「12,757件」の住宅のうち、「89パーセント」が耐震化済です。また、市内にある学校、劇場、社会福祉施設、消防庁舎はすべて耐震化がおわっています。
子育て世代にとっても、それ以外の世帯にとっても、緊急時の避難場所となる学校が耐震改修されているのは、大きなメリットです。
新座市は、全体的に地震に強い市となっています。なかでも、南西部の新堀や西堀は特に地震被害が小さくなる可能性が高く、液状化現状や津波の被害も心配ありません。
地震の被害に備えて着々と準備をしている新座市は、都内へのアクセスもよく、住みやすい土地です。暮らしやすさは、隣接する練馬区とたいしてかわりません。家を買うかどうか迷っているなら、新座市をおすすめします。
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